4割は未形成?愛着形成の実態

最近よく耳にする「愛着形成?」

愛着形成・愛着行動などという言葉が世の中に広がり始めたのは令和になってからだと思います。

保育士の研修では毎回出てきた「アタッチメント・愛着形成」

今回は子育てにおける愛着形成について

2つのポイントを簡単に説明していきますね

1 愛着形成はママとだけしか育めない?

答えはNO!!

特定の大人を安全基地にして、安心して過ごすことが大切です。

その特定の大人が保育士でも良いし、おばーちゃんでも良いです。

1人ではなく2人でも3人でも大丈夫。特定の大人という所がキーになっていて大人ら誰でも良いわけではありません。

大きくなると次第にたくさんの安全基地をつくり安心して過ごしていきます。

ママだけではなくてOKです。育児の負担をすべて背負わないでくださいね

2 何歳ぐらいに完成される? 

「愛着形成」の完成は2歳〜3歳ごろと言われています

「愛着形成」ができていないと人との距離感やかかわり方がわからず生きづらくなってしまいます

例えば

■人との関りに極度の緊張

■人との距離感が分からず、近すぎる(その逆も)

■「いい子」にこだわり頑張りすぎてしまう

■強い怒りや強い落ち込みが多い

なんと4割のこどもが愛着未形成といわれています

保育園でも多く、その1人1人と少しずつ愛着を形成していきます。
4歳以降でも愛着を獲得できることができるのです。
これを「獲得型の愛着」といいます

4歳以降の愛着形成の具体的な関りのキーワードをお伝えしていきます

1対1の時間を作り、子どもから離れていくまでじっくりと関わる(可能であれば抱っこ)

それが5分なのか20分なのかわかりませんが、トコトン付き合ってみてください。満足した子供は1度離れて遊び始めます。そして、また戻ってくるのです。これを繰り返し「自分の望むときにはいつも受け入れてくれる」という安全基地を作っていくのです。

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